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汚れが落ちる理由を知ろう。(おそうじ習慣化のススメ♪)

目次

感覚⇒理由

前回は、感覚で覚えよう!とお伝えしました。

 

 

しかし、理由を知らないで、感覚と思い込みだけで行動を続けると

 

 

失敗や間違いが起こり、壁に突き当たります。

 

 

汚れが落ちる理由を、少しづつ覚えていきましょう。

 

 

 

 

重曹は万能。はウソ!?

 

さて、前回のおさらい。

 

 

 

ベタベタ・ヌメヌメ(酸性の汚れ)には、アルカリの洗剤

 

 

カチカチ(アルカリ性の汚れ)には、 酸性の洗剤

 

 

 

今回は、油汚れなどのベタベタ汚れに効果的なアルカリについて。

 

 

 

アルカリ剤として、有名なのは「重曹」。

 

 

使ったことのある方も多いのではと思います。

 

確かに重曹はアルカリなのですが、その中でも弱いアルカリ物質です。

 

クレンザー効果も有名ですが、硬度も低いので

 

ガンコな油汚れや、焦げ付きには中々効きません。

 

 

 

決して万能ではないという事です。

 

 

 

しかし、日常のお手入れや、軽い汚れには便利です。

 

 

重曹でのおそうじで充分、事が足りるくらいの住まいが、

 

 

 

理想的ですね。^^

 

 

 

重曹の正しい使い方、間違った使い方。

効果的な使い方

粉のままクレンザー代わりに使う。

重曹は「水に溶けにくい」という性質を利用して、

クレンザー代わりに使用できます。

硬度が低く、適度に柔らかいため、傷つけにくいので、

・くすんだキッチンシンクの磨き

・軽い焦げ付き

・ちょっとカサカサしてきた浴槽のおそうじ

などに有効です。

※傷が付かないというわけではないので、光沢のあるものや

プラスチック製のものなどには十分注意してご使用ください。

 

スプレー容器に水溶液を入れて使う。

溶けにくいので、40~45度のお湯に溶かして水溶液を作りましょう

(水200cc に対して、小さじ1~2杯 )

・キッチンの一日の終わりの拭き掃除

・壁やドアの手垢汚れ

・フローリングの拭き掃除。

・窓ガラス、鏡の拭き掃除。など、室内全般に

 

煮洗い

重曹は、弱いアルカリですが、温度があがると

アルカリ度も高くなります。

もし、ガンコな油汚れや焦げ付きに使うなら、

 

重曹を溶かしたお湯を沸かして、そこに漬け込んでおきましょう。

パワーアップして、普通の重曹液では落ちなかった油汚れも

ある程度キレイに落とせます。

 

 

しかし、アルカリ度が高いと化学反応も進みます。

注意点としては、アルミ製の鍋はアルカリと反応して黒く変色してしまうので、

アルミ製鍋は使用厳禁です。

 

消臭効果

これも万能ではありません。

酸性の汚れにアルカリが効くのと同じで、

酸性のニオイには効果的です。

しかし、アルカリの汚れにはアルカリが効かないのと同じで、

アルカリの汚れには効きません。

 

靴箱や、お部屋の消臭にはいいですが、

トイレのニオイは、アルカリがメインなので、

効果は期待できません。

 

重曹のダメな使い方。

重曹は、アルカリが弱いので、手肌にもわりと安心して使えます。

しかし、安心といえど素手で扱えば、表面のたんぱく質を溶かし、

少なからずダメージを与えてしまいます。

デリケートな方は、ゴム手袋を着用しましょう。

 

また、畳や、無垢の木床、麻やウールのカーペットなど、

天然の素材のものには使わない方が良いでしょう。

反応して、変色や痛みの原因になったりもします。

 

こんな風に、重曹は弱いアルカリだという事を知れば、安心して使えますが、

理由を知らずに安心安全を信じると間違いを犯してしまう危険もあるという事です。

 

少しずつ、実践しながら覚えていきましょう! 😀